皆様こんにちは。いよいよ12月になり、今年も残り少なくなりました。今回は掃除に関するお話をご紹介します。

日本の習慣のひとつに、12月に職場や学校、または家庭で行う「大掃除」があります。始まりは江戸時代までさかのぼり、「12月の江戸城の煤払い」を起源として、庶民にも年末の行事として広まったとされています。1年の汚れを払い綺麗にすることで、新しい気持ちで新年を迎えるという気持ちが表れています。

とはいえ部屋の隅々まで掃除をするのは、大変、時間がないという人も多いでしょう。そんな時は、普段なかなか手が回らないところを、身近なものを利用して掃除をするのはいかがでしょうか。例えば窓ガラスの掃除には、いらなくなった新聞紙を使うことができます。まずはガラスの外側から始め、ぬるま湯で濡らし丸めた新聞紙で拭いて汚れを取り、仕上げは乾いた新聞紙でふき取ります。新聞紙のインクが汚れを分解してくれることで、窓ガラス掃除が簡単になります。また、台所のシンクや蛇口の掃除には、使用済みの紅茶のティーバックでやさしくこすると、汚れが落ちやすくなります。もし重曹があれば、水で薄め重曹水を作っておくと、ガスコンロの汚れ、エアコンのフィルター清掃などにも、洗剤の代用として使えます。小さなところからでも掃除が進むと、すっきりした気持ちで新年を迎えられそうですね。

最後に注意点ですが、年末年始はごみの収集を行わない自治体がほとんどです。年内最後のごみ収集日に関しては、自治体のホームページなどをチェックしてみて下さい。それでは、皆様良い休暇をお過ごしください。

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