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日本に住む20歳から59歳(労働年齢)の人は全員、日本の年金制度への加入する必要があります。東京工業大学が雇用する外国人研究者で特定の条件を満たしている方は、厚生年金保険に加入することになります。課税所得のない外国人研究者(日本学術振興会の特別研究員等)、あるいは東京工業大学を通じて年金制度に加入するのに必要な労働時間を満たしていない外国人研究者は、自身で国民年金に加入しなければなりません。国民年金制度に加入することで、条件を満たせば老齢年金や障害年金、遺族給付金の受給が可能となります。

厚生年金保険と老齢年金

厚生年金保険

保険料は毎月の所得の割合で計算され、給与から差し引かれます。保険料率は2017年9月から9.150%に固定されています。東京工業大学は被雇用者の掛金に対してマッチング拠出をします。研究者の扶養配偶者も厚生年金保険の適用を受けることができます。70歳以上の被雇用者で雇用期間が2か月以下の方は適用外です。

退職年金

厚生年金保険の加入者は月額給与の0.75%を退職年金として納めなければなりません。65歳になると国家公務員共済組合連合会から申請書類が送付されます。年金を受給するにはこれを人事課福利厚生グループに提出する必要があります。

詳しい情報は人事課福利厚生グループに問い合わせるか、又は国家公務員共済組合連合会(日本語)及び厚生年金保険のウェブサイトをご覧ください。

2015年10月1日以前に雇用されている研究者:
2015年10月1日に国家公務員共済年金は厚生年金に統一されました。それまで文部科学省共済組合に加入していた被雇用者は、以降厚生年金保険が適用されることになります。

国民年金制度

東京工業大学を通じて厚生年金保険に加入していない方は、お住まいの市区町村役場で国民年金制度に加入の申し込みをしてください。保険料は一律です(2021年時点では毎月16,610円)。低所得者に対する免除制度もあります。詳細は、日本年金機構 のウェブサイトをご覧いただくか、お住まいの市区町村役場にお問い合わせください。

脱退一時金

先に述べた年金制度に6か月以上加入しており、日本を永久に離れる場合は、脱退一時金の申請をすることで最大5年間分の積立金の払い戻しを受けることができます。厚生年金保険又は国民年金制度に加入している場合は、ご自身で申請する必要があります。詳細は、日本年金機構 のウェブサイトをご覧ください。

Last updated April 21, 2023

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